341 事業「無」計画書

「無犯罪歴証明書」という言葉があるなら「事業無計画書」という言葉があってもいい。

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会社設立や不動産のあっせんなんて仕事をしているといろいろな問い合わせが入ってくる。

疲れるのは、会ったこともない私に筆談でわけのわからない夢を語り、くだらない質問をたらたらしてくる輩だ。

名前も素性もほとんど明かさずにどんどん聞いてくる。こっちはネットに卒業した小学校から一切を公開しているから「匿名者と公人の対話」である。

チョー初心者的質問と荒唐無稽な「計画」というか、「無計画」について聞いてくる。それでも我慢して丁寧に返事をしていると、調子に乗ってまたいろいろ聞いてくる。終いには面倒くさくなって、

「あなたも事業家のはしくれなら、もう少し計画を煮詰めてから持ってきてください。我々の仕事はそれからです。」

 と書いて送ると、

「煮詰まったら役所にもっていく。煮詰まっていないから聞いているのだ。・・・もう頼まないからいいです」

と逆切れをする。匿名だからいくら相手を攻撃しても平気なのだ。しまった。また匿名者に真摯な態度で接してしまったと親切な自分に反省しつつも、本当のところ、

「あのー、答えるのが面倒くさくなるほどの無計画ですね。フィリピンでの事業はいばらの道。そんな甘いものではないですよ。日本と違って安い資本で始められるからと安易にスタートしても火傷するだけですよ。地雷踏んじゃいますよ」

と進出の断念(という大げさな言葉を使うほど考え抜いているとは思えないが)を示唆しているのだ。

誰でもそうなると思うが10年も進出支援の仕事をしていると少し対話をしただけで、相手の力量は値踏みできるようになる。レベルの高い事業家のハナシに「とんでもない達人がいたもんだ」と舌を巻くこともあれば、極めて実現性の低い計画「事業無計画」に失望させられることも度々ある。

でも相手から批判を受けたら切れるのもいいけれど、少しは気にした方がいいですよ。だいたいコケルまで誰も言ってくれないんだから。

「すみません。お兄さん。ちょっと事業無計画書、見せてくれますか」


340 大津の中学生自殺事件に思う

大津の中学2年生男子自殺事件について、遺族が市や加害者を相手​取り損害賠償を求めている件。

損害賠償請求額がちょっと尋常でな​いななんて思いながらも静観していたが、今日、両親が事故調査第​三者機関に某大学教授を推薦するという報道を聞くにいたって「こ​れは違うぞ」と思うようになった。

加害者たる生徒、いじめを放置​した教師、学校、教育委員会、市などに責任があることは明らかだ​。しかしである。皆黙っているが、いじめに気づかなかった「親」に監督​責任はないのか。

子どもは毎日家で寝起きをし登下校してきたわけだ。​それだけ一緒にいながら自殺するほど追い込まれている子どもの変​化に「親」が気づかないなんてことは許されない。だいた​子どもは友人や教師に自身へのいじめについて相談しているのにな​ぜ親に相談していなかったのだろう。

もしかして、親子間に対話が​なかった、信頼関係が成立していなかったということなのか。どう​考えてもおかしい。そもそも8時間程しかいない学校などに責任があるのなら、生まれた​ときからずっと、そして中学生になっても12時間も一緒にいる肉​親のその何十倍もの責任を負っている。

誰もいわないので私が言おう。

「​親は監督責任を怠り、子どもを自殺に追い込んだのだから、学校や​地域の責任を問う資格はこれっぽちもない。損害賠償でお金をもら​う資格なんかない。そんなことしても子どもが生き返るわけではな​い。加害者の生徒は未成年だから仕方がないが、死んだ子どもの親は子どもを見殺しに​した罪で投獄でもした方がいい。そして今後は「子の​親になる権利」を剥奪をすべきだ。それでないと自殺した子どもが​浮かばれない」

今回、自殺した子どもの親が自分だったらどう​するだろう。とりあえず、加害者の子どもとその親をぶん殴って、​教師と校長をぶん殴って、傷害罪で捕まって、刑期をおさめたあと​自害する。

でも自分の子どもに自殺なんか絶対させやしない。

いじめはあって当たり前だ。どんな小さな集団でも主権争いが起こるし、弱い者に対するいじめも起こる。ごく普通のことだ。問題は今回のように度を越えたいじめで取り返しの付かないことにならないよう大人、特に親がよく子どもを見守ることだ。

339 子どもが幸せでない国ナンバーワン

お隣りの韓国は人口は日本の38%に過ぎないのに年間自殺者は日本と同じ約3万人である。その統計を裏付けるがごとく別の統計「子供と青少年が感じる主観的幸福指数」では、韓国はOECD加盟国中(3年連続で)最下位だった。

5月6日付の韓国速報は「子供が幸せでない国」と題する社説を掲載し、「(韓国の幸福指数は)同じアジア圏の日本、中国に比べても非常に低調であり、夢と希望で光っていなければならない童心が、世界底辺水準の暗さとは心配だ。」と嘆いた。

また「(子供たちは)幼いころから過剰競争に押されて、寂しい生活を送っているのであり、同じ年頃に対しては、人情を感じるより、競争相手とだけ認識するわい曲された雰囲気まで生じた。「一流病」が産んだ弊害だ。」とも論じている。

競争相手を「敵」、弱者を「敗北者」としか見なせないねじれた韓国の若者の感情は、世界に進出している韓国人が活躍すればするほど、評判が悪く...なるという傾向と重なるものがある。

その良し悪しは別にして、今後の韓国の経済の見通しについて、私は、韓国の生活水準が向上するにつれて、これまで犠牲にしてきた「精神的豊かさ」を求める若者が急増し、一挙に経済発展は鈍化・減速へ向かうはず、とみている。そしてそれはかなり近い将来のことであり、早ければ5年以内ではないかと考えている。

そして、今日の韓国の破竹の勢いは、以後の歴史家により「韓国の三日天下」などと評されるのだろう。

何ごとも無理や行き過ぎはいけない。プロジェクトXの主人公は100万人に一人くらいで十分だ。
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