2001年07月

54 マニラ会なるもの

 『マニラ会』をご存知でしょうか。登録名称はMANILA JAPANESE RESIDENTS SOCIETY, INC.。直訳すると「マニラ日本人居住者会」、つまり、フィリピンに長らく居住する日本人の親睦団体です。類似の会として、マニラ日本人会THE JAPANESE SOCIETYがありますが、こちらは、マニラ日本人学校を経営し、企業の駐在員として赴任してこられた方が大半を占めております。私は、マニラ日本人会の会員ではありますが、永住を志す者として、むしろマニラ会に属しているべきでした。しかし、マニラ会はマニラ市を中心としているため、私の本拠地マカティから遠いこと。私の顧客のほとんどが日本人会会員であるということでこれまで敬遠しておりました。
 さて、マニラ会の活動のなかでみるべきものはというと、月刊会報の発行、月例マニラ湾のゴミ拾いボランティア、農業技術指導、バギオ小学生育英資金援助(現在約50名)というところでしょうか。恒例の盆踊り大会はマニラ日本人会と共同開催になっております。ただの親睦会に甘んじることなく、フィリピンに生活する外国人として、この国の発展のために、ボランティア活動を尽くそうという態度が立派だと思います。
 やけにマニラ会の肩をもつじゃないかといわれそうですが、実はこのほど、私はマニラ会の新理事を拝命してしまったのです。引き受けたのには理由があります。日系の会にはもうひとつ、私も所属しているフィリピン沖縄県人会があります。沖縄県人会は会員1500名からなる大きな会ですが、これは沖縄県人とそのゆかりの人たちのためのもので、既に会員の9割以上がフィリピン人国籍をもつ2世、3世、4世となり、別の性格をもつ団体です。
 結局、フィリピンに永住を志す日本人の会で大きい会(正会員97名、賛助会員はその倍です)はマニラ会しかなく、この会がみんなが頼れる立派な会でなければ困るのです。フィリピンで生活・事業を始めるにあたり、情報不足のため、騙されたり、脅されたり、被害に遭われる日本人があとを断たず、そんな事故を未然に防止するためにも、このマニラ会の存在は重いものであると思うからです。
 毎月第一水曜日が月例会になっており、会員希望者の方のご出席を歓迎しておりますので、どうぞご参加ください。

            マ ニ ラ 会 月 例 会
 日  時: 毎月第1水曜日 午後7時 (次回は8月1日です)
 場  所: センチュリーパークホテル(元シェラトンホテル)  Tel: 528-8888 
        Century Park Hotel, Vito Cruz cor. Adriatico Sts.、Malate, City of Manila
        (フロントでマニラ会ミーティングと云ってください)
 参加費: 400ペソ (夕食代込)
 連絡先: マニラ会事務局 521-8618 (山口)
 ホームページ: http://www.asahi.ph/manilakai

 実はこのマニラ会、私たち志ある者が2001年9月に改革を試みましたが、あえなく失敗し、私を含む理事の大半が辞職し、その後、いろいろな経緯の後、現在(2002年11月現在)は「死に体」の状態です。一刻も早くどなたかが立て直されることが望まれます。私どもは「日比ビジネスクラブ」を設立し、ご存知の通り、活発な活動を展開しておりますが、結果的にマカティを拠点とされる方を中心とする会にならざるを得ず、エルミタ・マラテ地区にて邦人をまとめるまじめな会がどうしても必要だと思います。(2002年11月4日書込)

52 ビジターカウンター10000件を突破

 最近サーバーの不調続きで気分が乗らず、随分、「マニラの風」の更新を怠っていたのですが、そんな私の不精にも拘わらず、たくさんの方が当ホームページを訪問され、此度、ついに10000件の大台を突破してしまいました。これからもフィリピンの様々な情報を発信して参る所存ですので、よろしくお願い申し上げます。

53 フィリピンで活躍するロビイスト

 皆さんはロビイストという言葉をご存知ですか。ロビイストとはもともと、議会のロビーに居て、政治家に近づき、あらゆる陳情をし、彼らの意思決定、法案成立に影響を与える人物のことです。日本では政治ブローカーやフィサーなどと呼ばれ、料亭政治に暗躍する魑魅魍魎(ちみもうりょう)の類と、あまり評判は芳しくありませんが、欧米諸国、そしてフィリピンでは、それなりのステイタスを確立しているようです。

 昨日、フィリピンで最も大物ロビイストとされるパスター=サイコンという方の誕生パーティーに行ってまいりました。会場に入るなりびっくりしました。おそらく参列者は2000人を下らないと思いますが、注目されるのは、その顔ぶれです。アロヨ大統領、、ギンゴナ副大統領、ロムロ財務長官、マニュエル=ビリャール上院議員、ホセ=コンセプション、ナムフレル議長、シンソン元イロコス州知事などなど。エドサ政変2を演出した立役者をはじめ、経済界の大物連中が勢揃いしておりました。フィリピンでも最大級の誕生会だったと思います。政治家という危うくもはかない職業を選んで、つかの間の勝利の美酒に酔うこれら人物のなかで、果たして幾人が3年後のロビイスト・ミスターサイコンの誕生会に出席しているだろうとふと思いました。
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