2008年12月

218 パッキャオ勝利の裏に

 いえ、昨日、ボクシングでは世界6階級制覇のデラホーヤと世界4階級制覇のパッキャオとのノンタイトルウェルター級の試合があって、その裏番組でNHKのラグビー明早戦を見ていたもので・・・。

 GMAというフィリピンの民放ではこのドリームマッチを生中継で放映していたはずだったのですが、実況生中継は最初の1ラウンドだけで、その後は中継録画でした。

 なぜ?

 1ラウンド終了を告げるゴングの後、ずっとサンミゲルやスポーツドリンクなどつまらないCMが繰り返し流され、2ラウンドが始まるのがあまりにも遅く、その間に裏番組では早稲田が1トライをあげていた。

 おかしい。

 ラウンド間のインターバルは1分のはずだ。そこで2ラウンドと3ラウンドとの間のコマーシャルタイムを腕時計で測ってみた。

 結果は、なんと8分。

 つまり今回の試合はパッキャオが実際は8ラウンドテクニカルノックアウト。つまり、24分の熱き戦いを制したはずなのだが、フィリピンのテレビでは80分も掛かっていた。

 24分の試合の合間に56分のコマーシャルを流すフィリピンの民放とそれを我慢して見守る民衆。

 きっとフィリピンの子供たちはボクシングの試合というのは、3分間打ち合って、8分間づつトイレ休憩が設けられているのんきなスポーツと勘違いしているに違いない。8分のトイレ休憩では小だけでなく大も可というところか。
 

217 大学対抗ラグビー 明早戦 9年ぶりに明大勝利!

 フィリピンが誇る天才ボクサー、パッキャオのタイトルマッチを見ようとTVを見ていたら、たまたま明早戦ラグビーの試合に出くわした。

 海外のTVで日本のラグビーを見る機会はほとんどない。今回は、大学対抗ラグビー6位の明治と2位の早稲田のいわゆる「消化試合」、しかも明治が早稲田に一方的に8連敗中という絶望的な状況のなか、NHKワールドで全世界放送されるのは、やはり伝統の一戦だからか。いずれにしてもこんな好機はまたとなく、試合に見入ってしまった。(妻はさっさと息子を連れて1階へ降り、そこでパッキャオ戦を観戦していた。)

 私が明大生の頃のラグビー部には元木や吉田など、すごい選手が沢山いて、いつラグビーを見ても全戦全勝だった。卒業後何年も1月2日には明大ラグビーが見られるというので、わざわざお年玉をあげなくてはならない正月にフィリピンから日本に帰国して親戚宅で観戦していたものだ。
 
 そして、昨日の試合は、

 ただ、感動した。

 しかし冷静になって試合を振り返ると、果敢なタックルと「前へ、前へ」の猛攻で一方的な試合を展開していた明治がなぜ終盤であれほど簡単に試合をひっくり返されそうになったか。それは地力で勝る早稲田の猛追が激しかったというよりも、明治が時間稼ぎの守勢に転じたからに相違ない。

 何事も守勢に回ってはいけない。勝負には勢いと流れが大事だ。勢いがあるときはその流れが切れないように戦いを進めなくてはいけない。そのことを思い知らされた母校の試合でもあった。
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