「少子化大臣」。

 社民党の福島瑞穂党首が勤めるこの役職名は私にはたいへん耳障りな言葉である。

 そもそも官民を問わず省庁名、役職名たるもの、目標や希望を冠すべきもので、それが「少子化相」では中国の一子制度のような、まるで少子化を推進する局のように聞こえるのである。

 もちろん、少子化対策なのだろうが、マスコミも平気でこの「対策」という語を略して「少子化大臣」「少子化相」と呼称してて、それに対し、福島大臣も何の違和感も抱いていないご様子。

 私ならこの「対策」という語は絶対にはずすなとメディアにも指示をするし、それどころか「増子化相」と言い換えるべきと主張するだろう。

 そして、福島瑞穂女史が「産まない選択―子供を持たない楽しさ」という書を著していることから、まさにブラックジョークなのである。

 社会を維持発展させるうえで健全な人口年齢構成は極めて大事なことである。この国家の一大事を仕切るのがこの「少子化相」では、日本の凋落はやむをえないなと感じるのである。