一昨日、一台しかない愛車がようやく修理から戻ってきた。スチールの看板を踏んづけたまま100m引きずってトランスミッションが壊れたのが確か5月7日のことだったから、2ヵ月半余のことである。わが第一子の出産には間に合わなかったがその退院日の朝がちょうど車の退院で、わが子をわが車で引取ることができたのでよしとしなくてはならないだろう。
トランスミッション一式の取替えに25万ペソの見積もり。巨額の出費にフォードの推薦で加入していたブリデンシャル銀行系の保険屋はなかなか修理を許可してくれない。すったもんだで22日間が過ぎ、ようやく修理開始のサインがでた。しかし今度は部品の調達問題。輸入車なので部品は米国から船での取り寄せるしかないということになった。その輸入にまた一ヶ月以上待たされて、部品到着後、修理期間はわずか10日間。自己負担額は7000ペソ又は修理総額の1%の免責分、プラス3年落ちにつき部品代負担額30%、計63000ペソということだった。
フィリピンの自動車保険では修理に部品取替えが生じたとき新車から3年未満だと自己負担ゼロだが、3年以上だと30%、5年落ちだと50%の自己負担となる。これは東京海上や三井住友系の現地保険会社でも同様だ。日本と同じではない。
というのも日本と同じシステムにするとフィリピン人は例えば10年落ちのボロ車を買ってきて保険に入り、事故証明を捏造して、ボディーからエンジンをすべて新品に取り替えてしまうので保険制度が崩壊するからだそうだ。さすがはフィリピン人。保険屋も大変なのである。
車の入院と妻子の退院が重なり、我が家の家計簿は火の車だ。少ない貯金もすべて使い果たし、今週からまたせっせと商いに勤しむこととしよう。
トランスミッション一式の取替えに25万ペソの見積もり。巨額の出費にフォードの推薦で加入していたブリデンシャル銀行系の保険屋はなかなか修理を許可してくれない。すったもんだで22日間が過ぎ、ようやく修理開始のサインがでた。しかし今度は部品の調達問題。輸入車なので部品は米国から船での取り寄せるしかないということになった。その輸入にまた一ヶ月以上待たされて、部品到着後、修理期間はわずか10日間。自己負担額は7000ペソ又は修理総額の1%の免責分、プラス3年落ちにつき部品代負担額30%、計63000ペソということだった。
フィリピンの自動車保険では修理に部品取替えが生じたとき新車から3年未満だと自己負担ゼロだが、3年以上だと30%、5年落ちだと50%の自己負担となる。これは東京海上や三井住友系の現地保険会社でも同様だ。日本と同じではない。
というのも日本と同じシステムにするとフィリピン人は例えば10年落ちのボロ車を買ってきて保険に入り、事故証明を捏造して、ボディーからエンジンをすべて新品に取り替えてしまうので保険制度が崩壊するからだそうだ。さすがはフィリピン人。保険屋も大変なのである。
車の入院と妻子の退院が重なり、我が家の家計簿は火の車だ。少ない貯金もすべて使い果たし、今週からまたせっせと商いに勤しむこととしよう。